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ハタケをもっと身近に。
すべての人に。


Director of My Farm

マイファームは2007年に貸し農園・体験農園を始めました。これまで数多くの方たちへ「農」との接点を提供してきましたが、時代の移り変わりとともにニーズも多様化に変化しています。

2007年以降、特に2008年~2010年ぐらいは、リーマンショック後で日本経済が沈む中、安価に家族で遊べ、しかも学びにつながる体験として利用される方々が多くいらっしゃいました。

2010年頃からは退職後の余暇を農業で過ごしたいという方々の準備段階としての機能を体験農園が持ち、団塊世代と家族世代の方々の利用で人気が出てきました。しかし、

2011年の東日本大震災には一気に畑離れが進んでしまったこともあります。

そして、2020年。コロナショックによって今度は、3密を避けたレジャー、地球や自然とのつながりを持っておける場所、教育としての機能、を兼ね備えたものとして、ライフスタイルの中に「農」を取り込んだ生活が当たり前になるという大きな変動がありました。

その中で私たちは、もっと「農」を身近にするために、ビル屋上や自宅のお庭など、従来型の貸し農園・体験農園では条件に合わない場所でも、菜園に変えて貸し出すサービスを提供できないかと思い、「畑をマッチングする」ハタムスビプロジェクトをスタートしました。

今まで積み上げてきた実績をもとに「場所」と「人」の制限を取り払うことで、もっと「農」を身近に、自産自消ができる社会を実現したいと、ハタムスビは生まれました。

いずれこのサービスが全国に拡大し、日本中の人たちが自分のマイファームをどこかに持ち、暮らしの中で自然を感じる生活を営むことができれば、きっと争いもない平和な時代が来るのではないかと期待しています。

さぁ皆さん、畑をするなら「今」です。
ようこそ!

Sign

Thought 1

実は畑での作業に対して孤独なイメージを持っていました。畑での作業は自然と向き合って、自分の世界に浸れるのも魅力です。しかし、時には強い日差しのもとや冷たい雨の中でもくもくと作業することもあって、寂しく感じることもあったからです。

そんななか農業を学ぶために仲間たちと大きな畑で作業していたことがあります。仲間たちとの作業の合間に「今日は暑いね」、「少し疲れましたね」なんて言いながら作業をしていときは全然寂しさなど感じないことに気づきました。
身近に仲間がいる。それだけで野菜づくりがもっと楽しくなった原体験です。
人が自然と集まり、それぞれ野菜をつくる場があれば、もっとたくさんの人に野菜づくりの楽しさを味わってもらえるとハタムスビの構想を練り上げました。


Thought 1

農地所有者の中には、自作で作付をする面積縮小を考えている方や、先代から譲り受けた農地管理に悩む方が多くいらっしゃいます。「自ら管理は難しいが、代々続く農地を守りたい」といった声も聞きます。そういった方にも農地を周辺地域の方と一緒に活用する選択肢の1つとしてハタムスビをご利用いただければいいなと思っています。

最近ではAirbnbやUberに代表されるシェアリングサービスの成長が目覚ましく、あらゆるリソース(=財産)がサービス化される傾向があります。野菜づくりもまた土地の所有に関係なく、サービスとして体験できるものになっています。ハタムスビはまさにそれを体現したものです。


ハタムスビを通して、すべての人が
「自産自消(=自分でつくって自分で食べる)」
のできる社会づくりを目指していきます。